ネクストパラアスリートスカラーシップ(NPAS)
一般社団法人日本パラリンピアンズ協会(略称PAJ 会長:河合純一)では、「ネクストパラアスリートスカラーシップ(略称NPAS=エヌパス)」を2017年に創設し、第1期4名、第2期4名、合計8名の奨学生を選出してまいりました。初年度より株式会社スタイル・エッジの協力を得て実施しておりますこの事業を本年も継続し、このたび第3期生を募集いたします。
NPASは、パラリンピック出場をめざすアスリート育成を目的とした給付型の奨学金制度です。最大の特徴は、奨学生の選考からサポートまで、パラリンピアンが主体的に関わることで、次世代のリーダーとなり得るアスリートの成長に深く寄与していく、という点にあります。
2019年8月1日
実施方針
●次世代のパラアスリートを日本パラリンピアンズ協会自らが主体的にかかわり育成していく。
●奨学生の多様性を重視し、次世代のパラアスリートを長期的視点で支援する。
●東京パラリンピック開催を契機としたレガシーとして、2020年以降も継続的に制度を運用する。
実施要項
【名称】
ネクストパラアスリートスカラーシップ(略称NPAS=エヌパス)
【主催】
一般社団法人日本パラリンピアンズ協会
【後援】
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(※申請中)
【協力】
株式会社スタイル・エッジ
【運営協力】
株式会社スポスタ
【応募資格】
以下の応募資格の1)、2)の両方を満たし、3-1)、3-2)のいずれにも該当する選手。
1)パラリンピックに出場する意欲があり、かつ、社会のリーダーとして活躍していく強い意志があること
2)日本国籍を有し、パラリンピックの出場を目指している競技で、クラス分けに該当する障害があること
3-1)夏季・冬季、競技を問わず、これまでパラリンピックの出場経験がないこと。
3-2)学校(小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、大学院、
高等専門学校、専修学校・各種学校)の正規課程に所属していること
※未成年の場合は、応募にあたり、保護者の同意が必要です。
【募集人数】
最大4名
【奨学金及び副賞】
採用者には以下の支援を与えます。期間は1年間ですが、継続を希望する意思があり、実行委員会と選考委員会により適切と判断された場合は、最長で2年まで奨学金支給期間を延長します。ただし、応募資格を満たさなくなった時点(パラリンピック出場を果たすか、学生でなくなった時点)、または30歳を超えた時点で卒業とします。
・50万円/年を支給(給付型)
・日本パラリンピアンズ協会が実施する各種勉強会への参加
・日本パラリンピアンズ協会の理事による相談、支援
・語学習得(英語)のサポート など
【選考委員】敬称略
・委員長 一般社団法人日本パラリンピアンズ協会会長 河合純一
・副委員長 株式会社スタイル・エッジ代表取締役 金弘厚雄
・委員 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会強化部長 井田朋宏(※申請中)
・委員 桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部スポーツ健康政策学科教授 田中暢子
・委員 一般社団法人日本パラリンピアンズ協会副会長 大日方邦子
・委員 一般社団法人日本パラリンピアンズ協会理事 初瀬勇輔
【スケジュール】
・2019年8月1日 :募集開始
・2019年9月17日 :募集締切
・2019年9月~10月 :書類選考、ヒアリング
・2019年10月下旬 :選考委員会
・2019年11月上旬 :選考結果公表
・2019年11月または12月 :授与式
応募および選考方法
【応募方法】
応募に必要な書類は以下のとおりです。
1.応募フォーム
下のボタンをクリックし、申込み専用ページのフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
※申込み専用ページは、株式会社スポスタが管理しています。
2.小論文(800字程度)
※書式は申込み専用ページからダウンロードしてください。
「(テーマ)パラリンピックになぜ出たいのか。パラリンピアンになった後に何をしたいか」
3.推薦者の所属・氏名・略歴と、推薦文(200字程度)
※書式は申込み専用ページからダウンロードしてください。
4.顔写真(表情がわかるもの)
【選考方法】
・提出された申請資料に基づき、審査を行ないます。
電話により、本人および推薦者にヒアリングを行なう場合があります。
・書類選考は、障害の状況を加味して実施します。
【選考基準】
現在の競技力、今後の成長可能性、意欲・資質を総合的に判断し、選考委員会にて決定します。
・競技力・競技経験:将来、パラリンピックを目指すための競技力・競技経験を有していること
(現時点で保有すべき競技力の目安)
- パラ競技(現在実施している競技かどうかは問わない)での全国大会(日本選手権等)において入賞以上の成績を収めている
- 中途障害もしくは進行性障害の場合、障害を負う前に競技スポーツでの実績がある など
・成長可能性:奨学金を活用した計画に具体性があり、今後のパラリンピック出場が期待できること
・意欲・資質:パラリンピックを目指す強い意欲があり、他の選手の模範となる資質を有すること
【対象者の義務】
・2019年内の授賞式(11月または12月を予定)、2020年内の報告会に参加すること
・競技活動、大会実績、メディア取材などの報告に務めること
・奨学金を活用し、競技力向上に努めること
・他の選手の模範となる行動をすること
※ネクストパラアスリートスカラーとしての採用にあたっては、日本パラリンピアンズ協会および株式会社スタイル・エッジのサイト、広報等で氏名等を公開することにあらかじめ同意することとします。
※上記に反する行動、法令違反、反社会的行為やスポーツの価値を下げる行為を行った場合、選考委員会及び日本パラリンピアンズ協会は、ネクストパラアスリートスカラーとしての資格はく奪、奨学金の返還、次年度以降の応募資格はく奪等の処置をとることがあります。
【問い合わせ先】
●応募方法に関するお問い合わせ
「ネクストパラアスリートスカラーシップ(NPAS)事務局」 ※株式会社スポスタ内
電話:03-4455-4060(10:00~17:00 ※土日祝日を除く)
mail:paralympians@spo-sta.com
●取材やご相談など
一般社団法人日本パラリンピアンズ協会 事務局
電話:03-6277-0160(10:00~17:00 ※土日祝日を除く)
mail:info@paralympians.jp