ネクストパラアスリートスカラーシップ~NPAS~supported by 三菱商事DREAM AS ONE.

一般社団法人日本パラリンピアンズ協会(略称PAJ 会長:大日方邦子)では、「ネクストパラアスリートスカラーシップ(略称NPAS=エヌパス)」を2017年に創設し、3年間にわたり合計11名の奨学生を選出してまいりました。2020年からの休止期間を経て、このたび新たに三菱商事株式会社を「事業共創パートナー」に迎え、「ネクストパラアスリートスカラーシップ~NPAS~supported by 三菱商事DREAM AS ONE.」として再始動いたします。

 

NPASは、パラリンピック出場をめざす若いアスリートの成長を応援する給付型の奨学金制度です。最大の特徴は、奨学生の選考からサポートまで、パラリンピアンが主体的に関わることで、次世代のリーダーとなり得るアスリートの成長に深く寄与していく、という点にあります。

 

募集人数は3名。対象は、中学・高校・特別支援学校に通う12歳~17歳です。若い層を長期的に支援するために、期間を原則3年間としました。奨学生には、年間30万円を支給するほか、パラリンピアン2名によるメンター制度も導入いたします。先輩パラリンピアンがロードモデルとなって、奨学生に寄り添いながら背中を押し、振り返りや研修のサポートを行ない、ともに自己成長していく制度です。

  

未来のパラリンピアンをめざす皆さん、ぜひご応募ください。

2023年7月27日

 

2023年7月10日開催 「NPASシンポジウム」記録映像

実施要項

【名称】

ネクストパラアスリートスカラーシップ~NPAS~supported by 三菱商事DREAM AS ONE.

 

【目的】

・次世代のパラアスリートを日本パラリンピアンズ協会(以下PAJ)自らが主体的に関わり育成していく。

・奨学生の多様性を重視し、次世代のパラアスリートを長期的視点で支援する。

・東京パラリンピック開催を契機としたレガシーとして、継続的に制度を運用する。

 

【運営】

主催:一般社団法人日本パラリンピアンズ協会

事業共創パートナー:三菱商事株式会社

サプライヤー:株式会社ゴールドウイン 

エデュケーションパートナー:一般社団法人GLOBAL ATHLETE PROJECT

後援:公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会

協力:一般社団法人パラスポーツ推進ネットワーク・株式会社スポスタ

 

【応募資格】

以下の応募資格の1)、2)の両方を満たし、3-1)、3-2)のいずれにも該当する選手。

1)パラリンピックに出場する意欲があり、かつ、社会のリーダーとして活躍していく強い意志があること

2)日本国籍を有し、パラリンピックの出場を目指している競技で、クラス分けに該当する障害があること

3-1)夏季・冬季、競技を問わず、これまでパラリンピックの出場経験がないこと。

3-2) 中学、高校、特別支援学校(中学部・高等部)に通う(または予定の)12歳~17歳(2007年4月2日~2013年4月1日生まれ)

※応募にあたり、保護者の同意が必要です。

 

【募集人数】

最大3名

 

【奨学金・特典及び期間】

期間は原則3年間(2024年4月1日~2027年3月31日)とします。 

奨学生は、ネクストパラアスリートスカラー(以下。奨学生とする)として以下の奨学金・奨学内容を与えます。

・奨学金

   30万円/年を支給 

・奨学内容

  1. 日本パラリンピアンズ協会メンター制度で公認されたNPAS・メンターによる相談、支援
  2. 英語研修(海外アスリート交流)
  3. 思考力研修(読書+発表)
  4. 自己成長プランの作成サポート(デュアルキャリアを意識した中長期計画、半年に1回はメンターとの振り返り)
  5. プレゼンテーション研修(講演会発表)

 

【選考委員(敬称略)】

・委員長 一般社団法人日本パラリンピアンズ協会会長 大日方邦子

・委員  一般社団法人日本パラリンピアンズ協会副会長 初瀬勇輔

・委員  公益財団法人日本パラスポーツ協会強化部長 井田朋宏

・委員  桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部スポーツ健康政策学科教授 日比野暢子

・委員  一般社団法人日本パラリンピアンズ協会理事 岩﨑満男

・委員  三菱商事株式会社 執行役員 総務部長 野島嘉之 

応募および選考方法

【応募方法】

応募に必要な書類は以下のとおりです。

 

1.応募フォーム

下のボタンをクリックし、申込み専用ページのフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。

※申込み専用ページは、株式会社スポスタが管理しています。

2.小論文(800字程度)

※書式は申込み専用ページからダウンロードしてください。

「(テーマ)パラリンピックになぜ出たいのか。パラリンピアンになった後に何をしたいか」

 

3.推薦者の所属・氏名・略歴と、推薦文(200字程度)

※書式は申込み専用ページからダウンロードしてください。

 

4.顔写真(表情がわかるもの)

【選考基準】

現在の競技力、今後の成長可能性、意欲・資質を総合的に判断し、選考委員会にて決定します。

《競技力・競技経験》:将来、パラリンピックを目指すための競技力・競技経験を有していること

  • 現時点で保有すべき競技力の目安
    • パラ競技(パリ2024夏季:22競技、ミラノ2026冬季:6競技)での全国大会(日本選手権等)において入賞以上の成績を収めている
    • 中途障害もしくは進行性障害の場合、障害を負う前に競技スポーツでの実績がある など

《成長可能性》:奨学金を活用した計画に具体性があり、今後のパラリンピック出場が期待できること

《意欲・資質》:パラリンピックを目指す強い意欲があり、他の選手の模範となる資質を有すること

 

【奨学生の義務】

  • 奨学金を活用し、競技力向上に努めること
  • 他の選手の模範となる行動をすること
  • NPAS・メンターによる毎月のメンタリングを受けること
  • 競技活動、大会実績、メディア取材などの報告
  • 授賞式等への関連イベントへの参加
  • ※奨学生としての採用にあたっては、日本パラリンピアンズ協会サイトおよび各共創パートナー社サイトにて、広報等で氏名等を公開することにあらかじめ同意することとします。
  • ※奨学生の義務に著しく反する行動、法令違反、反社会的行為やスポーツの価値を下げる行為を行った場合、競技活動を継続していないと判断された場合、選考委員会及び日本パラリンピアンズ協会は、奨学生としての資格はく奪、奨学金の返還、次年度以降の応募資格はく奪等の処置をとることがあります。
  • また、応募資格を満たさなくなった時点(パラリンピック出場を果たすか、中学、高校、特別支援学校(中学部・高等部)の学籍を喪失した時点)で卒業とします。

【選考方法】

  • 提出された申請資料に基づき、審査を行います。電話により、本人および推薦者にヒアリングを行う場合があります。
  • 書類選考は、障害の状況を加味して実施します。

 

【スケジュール】

  • 2023年8月1日~11月30日 募集期間 ※締切を延長しました
  • 2023年12月下旬(予定)  選考結果通知
  • 2024年3月(予定)     授与式 

問い合わせ

●申し込みに関する問い合わせ

「ネクストパラアスリートスカラーシップ(NPAS)事務局」 ※株式会社スポスタ内

 03-4455-4060(10:00~17:00)

 paralympians@spo-sta.com

 

●NPASに関する問い合わせ

「一般社団法人日本パラリンピアンズ協会」

 03-6277-0160(10:00~17:00)

 info@paralympians.jp(担当・堀切)