PAJメールマガジン

第28号 2011年10月1日発行

今回はパラリンピアン紹介です。


【自己紹介をお願いします】
濱田美穂、1969年6月25日生まれ、埼玉県戸田市在住です。
19 歳のときの交通事故で右足を切断し、左足全体に感覚麻痺が残るという障害です。
事故後、たまたま始めた水泳をきっかけに、トライアスロン、シッティングバレーを経験してきました。

 

【パラリンピックでの経験は】
2000年シドニーパラリンピックでヨット競技<3person>と2008年北京パラリンピックでボート競技のダブルスカル<TAMix2>に出場しました。

 

【次のパラリンピックに向けての意気込みは】
ロンドンパラでは、上位を狙っていきたいです。
ボート競技は北京から採用されましたが、その頃から比べると、今年9月にスロベニアで行われた世界選手権では、競技レベルが格段にあがってきています。この大会で8位以内に入ればロンドン行きの切符を取得できましたが、残念ながら結果は11位でした。

 

【競技について】
「TA ダブルスカル」( 男女混成・固定席ダブルスカル)という種目で胴・体幹と腕のみを使い、足の屈伸ができないことが条件です。レース距離は1,000mを漕ぎます。
通常の競技用ボートの場合、足の屈伸運動と腕、体幹を使い、オールを漕いで進んでいきます。
体力、持久力はもちろんですが、一番難しいのは筋力の違う女子選手と息を合わせることです。合えば相乗効果で信じられないようなスピードに乗って水面を走ることができます。

 

【他の活動などがあれば】
トライアスロンで、昨年まで宮古島トライアスロン、佐渡国際トライアスロンに連続出場しています。
また、任意団体「ドリームメーカー」を1999年に設立し代表を務めています。事故や病気で足を失った人にアウトドアスポーツを紹介している団体です。
他にウエイクボート、ヨット、スノーボードなどもしています。

 

ドリームメーカーHP
http://www7a.biglobe.ne.jp/~Tri/dreammaker-mein.htm


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≪事務局より≫

■【情報】  『マルハンWorld Challengers』支援対象アスリート募集中!
(株)マルハンは、CSR活動の一環として、新たなスポーツ支援プロジェクトをスタートしました。
スポーツ界では日本初と言える「支援対象者・公開オーディション」という、アスリートにとって「スポンサーを得るチャンスの場」を創設しました。
年齢やハンディキャップに関係なく、多くの自薦・他薦による応募者の中から、世界に挑むアスリートを選抜して、その『挑戦』に対して総額10,000,000円の競技資金の支援を行います。

既に募集はスタートしており、10月10日締切。書類審査通過者14名を選出し、10月26日・原宿クエストホールにて、14名から7名を選抜する「公開オーディション」を実施します。

http://world-challengers.com/

 

■【報告】 河合会長より
 第2回NIPPON ITチャリティ駅伝大会の表彰式のプレゼンターとして参加してきました。この大会参加費は障害者の就労支援にいかされるという趣旨のものです。2500人ほどの方が汗をかいていました。

http://www.nit-run.com/

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各種大会やスポーツに関するセミナーなどの情報がありましたら、事務局までお知らせください。
毎月1日・15日発行のPAJメルマガで紹介させていただきます。
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一般社団法人日本パラリンピアンズ協会
 東京都品川区上大崎3-5-1 YKビル2階 目黒しょうの治療院内
 TEL:03-6277-0160 FAX:03-5773-4747
 http://www.paralympians.jp
 pajoffice@yahoo.co.jp
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